音楽の話題


 

2006年08月04日:A NATURAL WOMAN

2006年08月03日:Accord en cordes

2006年02月09日:伊福部昭さん逝去

2005年12月21日:ペペ (2010年3月追記)

  

  


 

 
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■A NATURAL WOMAN

 もう一枚、大好きなCDを紹介。
 Kimiko Itoh "A NATURAL WOMAN"
 伊藤君子さんは主にアメリカで活躍しているジャズ歌手で、過去には女優、そして演歌歌手でもあったというユニークな経歴を持つ方である。
 このアルバムは良く知られた曲が多い。それも、いわゆるジャズのスタンダードではなく少しひねった曲が並んでいる。
 3曲目の "Here in your Arms" は今では古典となった映画「黒いオルフェ」の中の名曲「カーニバルの朝」(ルイス・ボンファ)に、5曲目の "Skylark" はあのアストル・ピアソラの「フィナーレ」に新たな詞を付けたものである。さらに、7曲目の "Imagine" はまさにジョン・レノンの「イマジン」である。
 全9曲、いずれも魅力的な曲であり素敵な歌であるが、私が最も好きなのは最後の "Song of our Love" である。これも、パブロ・カザルスの伝説的な演奏で知られる「鳥の歌」(カタルーニャ古謡)に新たな詞を付けたものである。
 カザルスはフランコ総統の独裁への抵抗を世界に訴え、「カタルーニャの鳩は“ピース、ピース”と啼くのです」と語りかけながらこの曲を演奏したという。
 伊藤君子は、この美しい旋律を借りて、大人の穏やかな愛と追憶を限りなく静かで透明な世界の中に描き出している。
(2006年08月04日)

      収録曲
     1.MIRACLES OF LOVING
     2.YOU CAN HAVE IT
     3.HERE IN YOUR ARMS
     4.ACROSS THE VIEW
     5.SKYLARK
     6.EVENING SNOW
     7.IMAGINE
     8.HARFWAY TO PARADISE
     9.SONG OF OUR LOVE


 
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Accord en cordes

 大切にしているCDを紹介する。
 ギタリスト Jose Barrense-Dias のアルバムである。
 と言っても普通のギターではない。俗にポルトガル・ギターと言う“くびれ”の無い琵琶のような形の楽器で、12本の金属弦をもち、高音部が澄んで良く伸びる独特の音色と哀調を帯びた奏法が特徴である。
 ポルトガルの音楽、特にアマリア・ロドリゲスに代表されるファドは日本でも知られているが、あのバックで奏でられている弦楽器である。
 ポルトガル語のタイトルとフランス語のタイトルの曲が混在しているが、日本で一般に知られている曲は含まれていないので曲名は挙げない。
 CDのタイトルはフランス語(フランスで出版)で、意訳すれば「弦に和す」といったところか・・。
(2006年08月03日)


 
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■2006年02月09日:伊福部昭さん逝去

 作曲家の伊福部昭(いふくべ・あきら)さんが亡くなった。
 もっともっと評価されるべき人だったと思う。
 伊福部さんの名は知らなくても「ゴジラの音楽」と言えば、たいていの人が知っているのではないだろうか。
  ?ゴジラッ ゴジラッ ゴジラッ ゴジゴジラッ ・・・というアレである。
 伊福部さん、酸素を消されたり、生き埋めされたり、殺されちゃったゴジラ一族と一緒に、どこかであのリズムに乗って踊ってるだろうな。
 ご冥福をお祈りします。
 
<訃報>伊福部昭さん91歳=作曲家 映画「ゴジラ」も作曲
 「ゴジラ」などの映画音楽、北海道の原野を思わせる雄大な民族色豊かな交響的作品などによって幅広い人気を持つ作曲家、伊福部昭(いふくべ・あきら)さんが8日、東京都内の病院で直腸がんのため死去した。91歳。自宅は世田谷区尾山台2の7の7。葬儀の日取りなどは未定。
 北海道・釧路生まれ。北海道帝大専門部卒。アイヌ音楽や樺太のギリヤーク民族の音楽を研究、「民族の特異性を経て普遍的な人間性に至る」ことを作曲理念に据え、ほぼ独学で民族色豊かな作品を作り出した。1935(昭和10)年、「日本狂詩曲」でパリのチェレプニン賞に入選。同曲は翌年米国でも演奏され、国際的な脚光を浴びた。来日したロシア出身の作曲家、チェレプニンに近代管弦楽法を師事。「土俗的三連画」、「オホツク海」など独自の交響作品を次々に完成させた。
 時代の趨勢(すうせい)にかかわりなく民族的な作曲姿勢を貫き、「釈迦」などを作曲。東京音楽学校講師、東京音楽大学学長などを務め、故・芥川也寸志、故・黛敏郎、松村禎三、故・石井真木、三木稔など多くの作曲家を育てた。
 また、約400曲の映画音楽を作曲、なかでも54年、東宝映画「ゴジラ」では、重厚な行進曲風のテーマで強烈な印象を与え、以来「ゴジラ」シリーズの多くの音楽を担当、大きな人気を得た。
 ここ数年、体調を崩していた。「ビルマの竪琴」で毎日映画コンクール音楽賞。紫綬褒章。勲三等瑞宝章。03年に文化功労者。【梅津時比古】
(毎日新聞/Yahoo 2月9日)


 
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■2005年12月21日:ペペ

  一応の“安定した職場”や“専門的職業”に就いていた人が、そこを跳び出して新しい夢に賭けている姿を見るのは楽しい。そして、その夢が何らかの形を創り始めた瞬間に出会えると、こちらも幸せな気分になれる。
 鳥取県出身、まだ決して有名とは言えない、“アイドル”と呼ぶには少し年長の2人組「ぺぺ」の今後に心からのエールを!
 ぺぺの紹介は<こちら>。
 
受刑者のアイドルに感謝状 異色の女性デュオ「ペペ」

 刑務所などの矯正施設で延べ130回以上コンサートを行い、「受刑者のアイドル」とも呼ばれる異色の女性デュオ「ペペ」が21日、東京・霞が関の法務省で杉浦正健法相から感謝状の贈呈を受けた。
 ペペは鳥取県出身の井勝めぐみさんと北尾真奈美さんの2人組。一日署長を務めた鳥取県警倉吉署で勧められたのをきっかけに2000年12月から刑務所などの訪問を始め、10月までに約80施設を回ったという。
 杉浦法相から感謝状を直接手渡され激励を受けた2人は、「私たちの活動に目を向けてもらえて光栄。これを機に頑張っていきたい」と話した。
(共同通信/Yahoo 12月21日)

 
 ペペは順調に活躍を続けている。新しいウェブサイトは こちら 。 (2013年04月、追記)


 
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